つりたん

都内から釣りに繰り出す釣り人

富浦でキスを釣る!前編

夏休みも折り返し地点となり、宿題が終わっていない子供達が焦り出す時期。

何年振りかのお盆休みが取れたので、千葉県の富浦でキス釣り、翌日は亀山湖バス釣りと、釣り三昧の休みを過ごすことにした。

 

f:id:tsuritan:20170820014345j:plain

 

キス釣行は妻と友人を含めた4人、バス釣行は友達が入れ替わり3人で臨む計画を立てた。

 

休みが来るまでは釣りのことで頭がいっぱい。ポイントはどこかな...仕掛けはどうしようか...と頭の中は釣りバカ日誌の浜ちゃんと化していた。

 

が、しかし!

釣行前日が飲み会だった私は見事にやらかす。

麦の海に全身全霊でダイブし、ポップの香りと程よい炭酸に溺れてしまった。

 

飲み会の後半を覚えていないのは言うまでもなく、集合時間になっても帰宅しない私に鬼電を掛ける妻。

ようやく繋がると私は市ヶ谷駅で死んでいたとのこと...

 

妻は言った。

「あなた、市ヶ谷駅の花壇で、ホセ・メンドーサと戦った後の矢吹ジョーみたいになってたよ。」

 

友人の車で海に行く予定だったので、他メンバーを連れ市ヶ谷でピックアップしてもらう私。

 

もう出鼻を挫かれている。釣り場に行く前から。

 

そんなこんなあり、富浦まで到着。次第に私は回復していき、どんどんテンションが上がって来る。

 

よーし釣るぞー!と思った時ふと不安に襲われた。

「あれ、俺の釣り具持ってきた?」

「持ってきてるよ!」

「え、何を持ってきた?」

「全部!釣り道具全部!」

 

出来た妻である。忘れて来るより、余計に持ってきた方がいいと車に釣り具を全部積んできたのだ。

 

「あ、ありがとうございます。」

 

富浦のキスは陸っぱりからも釣れると情報をゲットしていたが、どうしても釣りたかったので今回はボートを手配していた。

 

釣れるポイントまで船で引っ張ってもらい、あとは手漕ぎで好きに移動するというスタイル。

沖まで出れば釣れる!美味しいキスに出会うんだ!

 

ボート屋のおばちゃんと二言三言、会話し代金を払い、船酔いを心配する友人を横目にいざ出陣!

 

カモの親子のように連結したボートを沖まで船で引っ張ってもらい、ここら辺でどうぞーと切り離される。2対2にわかれボート2隻で仲良く釣り開始!

 

f:id:tsuritan:20170820014637j:plain

 

餌はもちろんジャリメで、仕掛けは船用のキス仕掛けで、ロッドはショアジギング用と、なんともちぐはぐな感じの装備だった。

 

水面に仕掛けを落とすこと2,3回、ココココッと小さいアタリが!

来たかなと思ったがどこで合わせていいかわからず、とりあえず竿をあげると...

 

「釣れてる!」

 

18cmほどの良型のキスと対面した。

これは、まさか爆釣か!?

 

そんな期待を胸にキス釣りは幕を開けた...